夏場に脱水症状が続くと血がドロドロになりやすく、放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもあります。
予防法には適度な運動や水分補給、食生活が挙げられますが、源保堂鍼灸院の瀬戸郁保先生によるとツボ押しも効果があるようです。
東洋医学で血液が汚れてドロドロになり、循環が悪い状態を血瘀といいます。この時期、血瘀になる人が多いのですが、その理由は暑さで汗をかくことと、在宅勤務などで運動が減っていることの2つだそうです。
「汗は血液から出来ています。過度な暑さ、つまり『暑邪(しょじゃ)』で大量の汗をかくと、血液から水分が抜けて脱水状態になるため、血液がドロドロになり、血瘀になるのです。
それに加えて今年は運動不足があげられます。全身の筋肉は血液を心臓に押し戻し、血液循環を助ける役割をになっていますが、新型コロナの感染拡大防止で在宅勤務や外出自粛などで運動量が減っていますから、知らす知らずのうちに筋肉が弱ったり硬くなったりして、血液を心臓に戻す機能が低下しています。その結果、血流が滞って血瘀になりやすいのです」
夏場に脱水症状が続くと血がドロドロになりやすく、放っておくと脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもあります。
予防法には適度な運動や水分補給、食生活が挙げられますが、源保堂鍼灸院の瀬戸郁保先生によるとツボ押しも効果があるようです。https://t.co/MQNT0UpvdH pic.twitter.com/Wuhhi8uRCi— ウェザーニュース (@wni_jp) August 24, 2020