研究チームが世界各国の塩を調査。海洋汚染はアジアが特に深刻で、検出量が1番多かったのはインドネシアの塩だという。
調査の結果、サンプル製品からマイクロプラスチックが検出されたなかったのは台湾の海水由来の食塩、中国の岩塩由来の食塩、フランスの天日干しによる精製なしの海水由来の塩のたった3種類のみで、90%以上のブランドの食塩にマイクロプラスチックが含まれているという驚きの結果になりました。
これまで、アジアを中心に海に投棄されるプラスチックごみが原因での海洋マイクロプラスチック汚染が問題視されていましたが、今回の調査では湖や岩塩由来の食塩からもマイクロプラスチックが検出されており、食塩に含まれるマイクロプラスチックは全世界の問題であることがわかったとのこと。ミネソタ大学のシェリー・メイソン教授は、「今回の研究は、マイクロプラスチックが世界のどこにでも存在することを示しています。イングランドで海塩を買っているから安全、というわけではないのです」と述べています。
【汚染】世界中の9割以上の「食塩」からマイクロプラスチックを検出https://t.co/B9C0Nc5UWA
研究チームが世界各国の塩を調査。海洋汚染はアジアが特に深刻で、検出量が1番多かったのはインドネシアの塩だという。 pic.twitter.com/BAZCmehYyJ
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年10月21日