「博多ラーメン」に欠かせない、「辛子(からし)高菜」の不足が深刻という。コンビニ各社がおにぎりの具に採用したことを皮切りに、原料の需要が急増。
「当店から高菜が消えました」。福岡市内の人気ラーメン店「博多元気一杯!!」で5月、こんな紙が張り出された。豚骨スープの博多ラーメンに欠かせない辛子高菜は、どの店でも卓上に置く重要なトッピングだ。
同店はこれまで「スープの味を邪魔してしまう」として紅ショウガやこしょうは一切置かず、スープを引き立てる国産の辛子高菜だけを卓上に置いていた。高菜を出せないのは同店にとって、客足に関わりかねない問題だ。
中国産なども試食したが、スープに雑味が出てしまうなどラーメンとの相性が納得できなかった。店主の土井一夫さん(57)は「がっかりするお客が多く、いつ再開するのかと毎日のように聞かれ、申し訳ない」と表情を曇らせる。
【「辛子高菜消えた」不足深刻】「博多ラーメン」に欠かせない、「辛子(からし)高菜」の不足が深刻という。コンビニ各社がおにぎりの具に採用したことを皮切りに、原料の需要が急増。 https://t.co/PgCdhecexk
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年5月29日