「ちゃんとやりなさい」「なんでできないの」としかる
親が威圧的な態度を取ると、子どもはビクッと緊張し、心身ともに萎縮してしまいます。プロのスポーツ選手ですら、緊張すると身体に力が入り、筋肉が縮んで本来のパフォーマンスができないものです。親は叱咤激励(しったげきれい)のつもりでも、熱が入ると、子どもにはプレッシャーとしか感じられないような言動を取りがちです。「親の役割は、子どもが楽しいと感じるようなエスコートをすること」と心がけましょう。
過保護で冒険をさせない
子どもがチャレンジしようとすることをあれもこれも先走って止めてしまうと、子どもは「体で学ぶ機会」を失ってしまいます。「転んで痛かった」という経験も大切な学びです。この経験がないと、「どうしたらけがをしてしまうのか」という危機対策能力が育ちません。明らかに大きなけがをするのがわかっているシチュエーションであれば守るべきですが、基本的には「擦りむくくらいはOK」「なるべく冒険させて、ちょっとくらいは無茶もさせる」という姿勢の方が、子どもが伸び伸び育ち、運動能力も育まれます。
顔から転ぶ、靴ひもが結べない…子どもが“運動オンチ”に育つ家庭にありがちなNG習慣とは?#子育て #スポーツ #オトナンサーhttps://t.co/FHytgTjVvM
— オトナンサー編集部 (@otonanswer) 2018年5月18日