国土交通省がJR北海道の新千歳空港駅と周辺について、大規模改修の検討に着手したことが分かりました。駅を千歳線の本線に組み込む形で苫小牧側に貫通させるほか、石勝線を接続する構想です。
国土交通省がJR北海道の新千歳空港駅と周辺について、大規模改修の検討に着手したことが1日、同省関係者らへの取材で分かった。駅を千歳線の本線に組み込む形で苫小牧側に貫通させるほか、石勝線を接続する構想。実現すれば道東や苫小牧方面への接続の利便性が大幅に向上するほか、経営難にあえぐJRの増収効果も期待される。事業費は1千億円規模とみられ、早ければ2022年の完成を目指す。政府高官も構想を把握しており、検討が順調に進めば19年度の概算要求で調査設計費が計上される可能性もある。
構想では南千歳―新千歳空港間(単線、2・6キロメートル)について、苫小牧側への貫通のほか、複線化を行う。帯広・釧路方面に通じる石勝線の起点も南千歳駅から新千歳空港駅に変更する。
国土交通省がJR北海道の新千歳空港駅と周辺について、大規模改修の検討に着手したことが分かりました。駅を千歳線の本線に組み込む形で苫小牧側に貫通させるほか、石勝線を接続する構想です。どうなるのか、詳しくは、電子版で。https://t.co/b27QRRE8ft pic.twitter.com/TnYWyc2lff
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2018年5月1日