今日かかりつけ獣医と話していて、狂犬病ワクチンの接種率低下が話題になった。恐らく5割を切っている。ここまで低下すると飼い主の義務という言い方に説得力がない。かかりつけ獣医は「いつ発生してもおかしくない。そして一度発生したら大変なことになる」と諦め顔だった
狂犬病」は、感染した犬の唾液に含まれる狂犬病ウィルスが、噛み傷などから侵入して発症します。狂暴になったり体がマヒしたりした後、昏睡状態を経て死に至る病気です。人間にも感染する病気で、現状は明確な治療法はありません。発病してしまうと、ほぼ100%が3~5日で死に至る恐ろしい感染症です。
日本では1957年以降に発症した例はありませんが、世界的には欧米を含む各国に未だ存在しており、今も年間4~6万人の命を奪っています。実質は日本国内では根絶やしになっていますが、被害を未然に防ぐため、今も予防接種が義務付けられています。
狂犬病は「犬」という字が使われていますが、ネコ・サル・オオカミ・アライグマ・ジャッカル・キツネ・コウモリ・げっ歯類なども伝搬しており、日本・オセアニア・英国を除くほとんどの地域が流行地域としてあげられます。海外で狂犬病に感染する場合もあるので、旅行や仕事で海外に行ったときには、無暗に動物と触れ合わない方が無難といえます。
今日かかりつけ獣医と話していて、狂犬病ワクチンの接種率低下が話題になった。恐らく5割を切っている。ここまで低下すると飼い主の義務という言い方に説得力がない。かかりつけ獣医は「いつ発生してもおかしくない。そして一度発生したら大変なことになる」と諦め顔だった https://t.co/y7NKRiF50z
— 日本犬保存会東京支部Japan Dog Preservation Society Tokyo (@ayumun31) 2018年4月16日