「学校が指定するノートの全ページに、保護者の方が赤ペンで上に三本、下に一本線を引いて連絡帳を作って下さい」という小学校からの指示を受けて、死んだ魚のような目で黙々と赤線を引いていた朝でした。
こんなバカな作業やってんのうちの小学校だけだろ!と思ったら周辺の小学校に行った家も同じことさせられてるらしい。計ったら2ページ線引くのに30秒かかってて、ノート一冊60ページなので一冊15分。さいたま市の1年生の人口を1.2万人として最低賃金の時給820円で計算しても246万円の作業ですよこれ。
先輩ママ友に嫁さんが聞いたら
「何も考えるな。ただ引け」
という道元禅師みたいなアドバイスを頂きました。
エンヤコーラヨー
アーヨットイセーノセー
あたーしゃかなしーき保ー護者ーですー
私も嫁さんも大宮市の小学校でしたが自分が子供の時は市販の連絡帳を使ってたので、どこかでこのくそシステムが導入されたはずで、夫婦の議論では業者がこのノートの在庫を大量に焦げ付かせてるという癒着説が今のところ最有力です。
ただ、会社で幾多のくそ案件に遭遇してきた経験からすると、こういうくそ案件の背後に癒着だの黒い陰謀だの賢い悪人が控えているケースはまず無くて、善人が「これいいんじゃね?」と思い付いた部分最適の愚策を「バカか黙れ」と瞬殺する人がいなかったせいで何となく始まるというケースがほとんどです。
「学校が指定するノートの全ページに、保護者の方が赤ペンで上に三本、下に一本線を引いて連絡帳を作って下さい」という小学校からの指示を受けて、死んだ魚のような目で黙々と赤線を引いていた朝でした。 pic.twitter.com/LrhmTSUL0E
— Nirone (@Via_Nirone7) 2018年4月16日