女子500メートルが行われ、同種目で24連勝中だった小平奈緒(31=相沢病院)が36秒94の五輪新で優勝した。スピードスケート日本女子の金メダルは、史上初の快挙。地元韓国の“女帝”こと李相花(イサンファ、28)の3連覇を阻み、日本に今大会2個目の金をもたらした。小平は1000メートルの銀に続く今大会2個目、自身3個目のメダル。これで日本の獲得メダルは10個となり、冬季五輪では98年長野の10個に並び最多となった。
美しい光景だった。レース後、3連覇を逃した李は涙。小平はその李のもとへ向かい、抱き締めて言葉を掛ける。「韓国の五輪で、相花の受ける重圧は相当なものだったと思う。“すごくたくさんの重圧の中でよくやったね、私はまだ相花のことをリスペクトしているよ”と、伝えました」。李も涙顔から笑顔に。2人でウイニングランを敢行した。
世界の舞台で長く競い合ってきた。500メートルでは圧倒的な力を誇ってきた李。ただ、そのアスリートとしての姿勢は、小平にとっても憧れだった。2人で並んだ記者会見。小平が「サンファはいつも親切なんです。3年前にソウルのW杯で私が初優勝した時、すぐにオランダに戻らなきゃいけなかったんですけど、リンクから空港までのタクシーを呼んでくれて、お金も出してくれた。結果は悔しいはずなのに。真摯(しんし)に奈緒のためにという思いで。それがすごくうれしかった」と、思い出を語れば、李もまた小平の姿勢を尊敬の念を示し「彼女とレースをして、悪い気持ちになったことは一度もない。タクシー代は確かに払った(笑)。でもネガティブな気持ちはまったくなかった。いい友達だから。彼女のライバルであることを誇りに思ってる」と、笑顔を返した。
李もまた、思い出話を披露。「アスタナでバスを待っていた時に、奈緒と写真をとったんです。奈緒はその時、『次の五輪はあなたが勝って、私が2位ね』と言っていた。私も『それならあなたが勝って、私が2位でいい』と言い合いました」と、懐かしそうに話した。
「相花のプレッシャーは相当なものだったと思う」#小平奈緒 と李相花。最大のライバルは互いを認め合う親友でもありました。
「相花のプレッシャーは相当なものだったと思う」#小平奈緒 と李相花。最大のライバルは互いを認め合う親友でもありました。#スピードスケート #金メダル #PyeongChang2018 #Olympics #平昌五輪 #オリンピック #2018平昌https://t.co/FgjAlTz6kS
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年2月18日
この二人はなんだ? #小平奈緒 #李相花 pic.twitter.com/thHi43J8U9
— 페리 (@perryontheboat) 2018年2月12日
小平奈緒選手の所属先の相澤病院(※ 現在サイトへ繋がりにくくなっています。数日後にご覧いただければ幸いです。)さんは、2009年から支援を続けてきた。
給料や家賃、遠征費を支給し、年間1千万円超の活動費の殆どを賄い、ソチ五輪後に拠点としたオランダでの滞在費も負担。競技に専念させ病院関係の仕事はなかった。
相澤病院さんの長期に渡る支援が最高の形で報われて良かった。
小平奈緒選手の所属先の相澤病院さんは、2009年から支援を続けてきた。
給料や家賃、遠征費を支給し、年間1千万円超の活動費の殆どを賄い、ソチ五輪後に拠点としたオランダでの滞在費も負担。競技に専念させ病院関係の仕事はなかった。
相澤病院さんの長期に渡る支援が最高の形で報われて良かった。
— こまち82号 (@vivakomachi82) 2018年2月18日
【小平 ジンクス破った悲願の金】平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで、小平奈緒が金メダル。これまで冬季五輪で日本選手団の主将となった選手が金メダルを獲得したことはなく、ジンクスを打ち破った。
【小平 ジンクス破った悲願の金】平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで、小平奈緒が金メダル。これまで冬季五輪で日本選手団の主将となった選手が金メダルを獲得したことはなく、ジンクスを打ち破った。 https://t.co/lnj4emgglh
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年2月18日
#スピードスケート 女子500m #小平奈緒 選手金メダル獲得です🌟🥇オリンピックレコードの36.94秒でのゴール😳
おめでとうございます🎊@Japan_Olympic @Nao_kodaira #PyeongChang2018 #olympics pic.twitter.com/98vtMWeWTu— オリンピック (@gorin) 2018年2月18日