関東甲信の皆様にお願いです.雪が降ったら雪結晶観測にご協力下さい.スマホでズーム最大にして接写で撮れます.タグ付で撮影時刻・場所を書いてご投稿下さい.雪結晶画像が首都圏降雪研究に必要です.ご協力よろしくお願いします!
気象研究所では、「顕著現象の実態把握・機構解明に関する事例解析的研究」において、首都圏での降雪現象の実態解明に関する研究を進めています。
関東を含む首都圏では、少しの積雪でも交通等に甚大な影響が及びますが、その正確な予測は難しいのが現状です。首都圏は少雪地であることから雪の観測が少なく、降雪現象の実態についての理解が十分には進んでいません。このなかでも、特にわかっていないのが降雪をもたらす雲の物理特性(雲の中がどのような大気状態で、どのような雲・降水粒子が成長するか等)です。これを明らかにするため、既存のレーダー等による観測に加え、地上での雪結晶観測が必要です。
気象研究所では、関東甲信地方にお住いのみなさまから降雪時に雪結晶画像を募集し、市民科学を通して関東甲信地方における降雪粒子の時空間変動・降雪雲の物理特性を明らかにしたいと考えております。得られた雪結晶画像の解析により、首都圏の降雪現象の実態解明が進み、高精度に雨雪判別をする手法の確立や、将来的に関東甲信地方の降雪現象の予測精度向上に繋がります。
詳しくは、以下のURLをご覧ください。
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/fo/fo3/araki/snowcrystals.html (気象研究所内の別ページへのリンク)
関東甲信の皆様にお願いです.雪が降ったら雪結晶観測にご協力下さい.スマホでズーム最大にして接写で撮れます.タグ付で撮影時刻・場所を書いてご投稿下さい.雪結晶画像が首都圏降雪研究に必要です.ご協力よろしくお願いします!気象研究所「#関東雪結晶 プロジェクト」https://t.co/RMUKOYJx9m pic.twitter.com/Buru7leDUb
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年1月21日
雪結晶撮影のコツ.#関東雪結晶
・スマホ(+100均マクロレンズ)を用意
・背景は濃い色の生地,予め外で冷やす
・スマホカメラ最大ズームで接写
・ピントが合う距離はレンズなし約10cm,あり数cm
・上下に動かしてピント合わせ
・雪結晶が降ったらすぐ連写
・十二分に防寒をhttps://t.co/RMUKOYJx9m pic.twitter.com/5cwgr1HilX— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年1月21日
「雪は天から送られた手紙である」
雪結晶は成長する雲の中の気温や水蒸気量等によって姿が変化します.つまり地上に舞い降りた雪結晶から天の気持ち(雲の状態)を読み解くことが可能です.皆様のもとに届いた手紙を解読すれば,予測の難しい首都圏降雪の実態に迫ることができるのです.#関東雪結晶 pic.twitter.com/B46ratJz0B— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2018年1月21日