家庭から提供されたこいのぼりを飾る「定山渓温泉渓流鯉(こい)のぼり」が4月13日から、定山渓温泉街(札幌市南区)で開催される。
今年で33年目を迎える定山渓温泉街の同イベントは1987(昭和62)年、雪が残る温泉街周辺にゴールデンウイークや端午の節句、桜が満開を迎える時期に温泉街での思い出の一つとして掲揚したのが始まり。大小約400匹のこいのぼりが飾られる。
掲揚されるこいのぼりは家庭や職場で不要となったものを譲り受けたもの。定山渓観光協会では毎年3月上旬に募集している。
このほか定山渓周辺では、ゴールデンウイーク終了まで営業している札幌国際スキー場の「春スキー」と、温泉街にある3カ所の足湯を楽しめる。
定山渓観光協会の萬谷愛子さんは「端午の節句の頃には、桜との共演も楽しめる。温泉で体を癒やし、街歩きをしながら春を感じてほしい」と話す。
5月6日まで。