豆知識

流行中の風疹についてあなたが知らない8つのこと

流行中の風疹についてあなたが知らない8つのこと

風疹の感染拡大が続いています。妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が起きるおそれがあります。あなたは風疹についてどれくらい知っていますか?

「1回かかったから大丈夫!」の誤解

風疹に関するご質問やご意見で多く寄せられるのが、「自分は子どものころに風疹にかかった、またはワクチンの接種を受けた記憶があるので大丈夫」というものです。
ほんとうに大丈夫なのか。
まず予防接種については、1回の予防接種では、ウイルスに感染するのを防ぐ「抗体」が体の中で十分作られないケースが、専門家によりますと5%弱あるということです。割合は少ないものの、確実ではないということです。
また、過去に一度予防接種を受けたことがあっても時間の経過にともなって「抗体」が減少することがあり、感染する可能性があるということです。
このため今の子どもたちは2回接種を受けてワクチンの効果を高めていますが、 平成2年4月1日以前に生まれた人は、子どものころに1回しか接種の機会がありませんでした。
専門家は「妊娠を希望している女性は特に2回目を受けてほしい」と呼びかけています。

一度風疹にかかった人は、多くの場合、生涯風疹にかかることはないといわれています。ただ、子どものころ風疹にかかった記憶があるという方の中には、実際には「はしか」や「リンゴ病」など別の病気だったのを本人や親が勘違いしているケースも少なくありません。

ある専門家が風疹にかかったことがあると答えた人の血液検査をしたところ、約半数が実際には風疹ではなかった、という調査結果があります。以前は医師が症状だけで風疹と診断するケースもあったため、診断が間違っていたこともあり得るのです。

「昔1回かかったから、接種を受けたから大丈夫」という「思い込み」にはご注意ください。

ストップ風疹 ~赤ちゃんを守れ~

この記事が気に入ったら
いいね ! してね♪

フォローをお願いします!
友だち追加

関連記事

  1. 履歴書カメラを使うときに、一番注意したい事。 履歴書カメラを使うときに、一番注意したい事。
  2. 報道によって誤解を広められた「武士道の日本兵・小野田寛郎」 報道によって誤解を広められた「武士道の日本兵・小野田寛郎」
  3. あさりのタンパク質は50度では余裕で変性するので、それに伴って味も流出する。 あさりのタンパク質は50度では余裕で変性するので、それに伴って味…
  4. 「万が一に備えてトランクからの脱出方法は覚えた方がいい!」 「万が一に備えてトランクからの脱出方法は覚えた方がいい!」
  5. 熱中症の応急処置をご確認ください。 熱中症の応急処置をご確認ください。
  6. 気温が高く、湿度も高い日に子供が「つかれた」と言い出したら 気温が高く、湿度も高い日に子供が「つかれた」と言い出したら
  7. 自転車の夜間走行「点滅ライトは灯火ではない」 【道路交通法違反】自転車の夜間走行「点滅ライトは灯火ではない」
  8. 緊急車両が来た場合 【ハザードランプ】を出した上で寄せて停車する 緊急車両が来た場合 【ハザードランプ】を出した上で寄せて停車する…
PAGE TOP