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ウナギ問題について自分なりにわかりやすくまとめてみました。

ウナギ問題について自分なりにわかりやすくまとめてみました。

Q.実際漁獲量減ってるの?
A.はい。
1960年代には3000トン前後だったものが2011年には229トン、2015年には70トンと明らかに減っています。
2017年12月時点での漁獲量は前年度の1%程度とされており、もはや不漁とか高騰とかいう段階ではありません。

Q.中国産のウナギなら関係ないよね?
A.いいえ。関係があります。
日本、中国、台湾、韓国、いずれで捕れるものも全て「ニホンウナギ」という同一種です。

Q.中国産のはヨーロッパウナギとかアメリカウナギとかの別種だって聞いた
A.ヨーロッパウナギやアメリカウナギも絶滅危惧種です。
中国では輸入したヨーロッパウナギやアメリカウナギの稚魚を使っているケースがあり、ニホンウナギとごちゃまぜにして同じ「ウナギ」として取引しているようです。
管理実態自体がいい加減なうえにヨーロッパウナギやアメリカウナギもニホソウナギ同様に絶滅危惧種です。

Q.行政は何もしてないの?
A.いいえ。一応のルール作りはなされています。
2014年から日本·中国·台湾·韓国の4カ国間での合意により、養殖池に入れる稚魚の量の制限と、稚魚の捕獲に都道府県知事の許可を得ることが義務付けられました。

Q.それなら安心だね!
A.いいえ。密漁や密輸が横行していると見られています。
共同通信の調査によれば、2016年11月~2017年4月の間に、国内で捕られた稚魚計15.4トンのうち45.45%にあたる7トンが密漁などの違法取引の疑いがあるそうです
また、同時期に香港から41トンのウナギの稚魚が輸入されているのですが、香港ではウナギ漁そのものが行われておらず稚魚の輸出を禁じている台湾から密輸したものを日本に輸出している可能性が指摘されています。

Q.無法状態じゃん!w
A.はい、ほんともうめちゃくちゃです。

Q.もしかしてウナギ業界ってアンタッチャブルなヤバい権力が絡んでる?
A.2018年1月の報道で、高知県でウナギの密漁が暴力団の資金源になって
いたことが明らかになったケースがあります。

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