クレーンゲーム機を景品が取れない設定にして客から料金をだまし取ったとして、大阪府警は23日、大阪市と京都市でゲームセンターを運営する「アミューズメントトラスト」(大阪市浪速区恵美須東3)社長、大平剛史容疑者(33)=大阪市住吉区沢之町2=と、25~36歳の従業員の男女5人の計6人を詐欺の疑いで逮捕し、大阪・ミナミや日本橋、新世界などの5店舗を家宅捜索した。クレーンゲーム機を巡り詐欺容疑で立件するのは全国で初めて。
逮捕容疑は今月上旬、大阪市中央区道頓堀1と同市浪速区難波中2の2店舗で、20代の女性計4人に、「絶対取れる」などと告げて、景品が取れない設定にしてあるゲーム機で遊ばせ、料金計47万円をだまし取ったとしている。大平容疑者は「不正な操作や『絶対に取れる』という接客を指示したことはない」と容疑を否認し、従業員5人は認めている。
日本橋のクレーンゲーム屋、ガサ入れ?でクレーンゲーム押収されてる pic.twitter.com/qBZt60vA7o
— koh🔥💧 (@Nyasigur) 2017年12月23日