佐賀県の玄海原発3号機で微量の蒸気が漏れたトラブルで、1日に行われた点検で、配管に直径1センチほどの穴があいていたことがわかった。
佐賀県の玄海原発3号機では、先月30日夜、発電タービンを回すための配管から微量の蒸気が漏れているのが確認された。配管は格納容器の外にあり、蒸気に放射性物質は含まれていないという。
九州電力によると、1日午後2時20分から配管の点検をしたところ、直径1センチほどの穴があいているのが見つかったという。
九州電力は玄海原発4号機についても5月の再稼働を目指していたが、今回のトラブルで遅れる見通し。