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【イオン】タラがナマズに、鮭がマスになっていく

【イオン】タラがナマズに、鮭がマスになっていく

マックなどのファーストフード店の「白身魚のフライ」「フィレオフィッシュ」などは、ナマズの仲間である「バサ」が使われていることが多く、回転寿司店では「鮭」と呼ばず(鮭は生食は危険です)「トラウトサーモン(鱒)」を「サーモン」と表示しています。

マックスバリューなどを展開するイオングループでは、ナマズを堂々と販売するようです。

イオンで販売される骨取りパンガシウス

白身魚の代表格となるスケトウダラや庶民に人気のサケが国内で記録的な不漁となっていることを背景に、「バサ」やノルウェー産サーモンなど代わりとなる白身魚の輸入が増えている。

値段に割安感があることから、スーパーなどの小売店で徐々に販売が広がっている。

バサはナマズの一種で、東南アジアが原産の淡水魚だ。淡泊な味ややわらかい食感がスケトウダラに似ており、ムニエルやソテーのほか、フライや鍋にもよく合う。主にベトナムで養殖され、1年足らずで出荷できるサイズに育つ。国内ではスケトウダラよりも卸売価格が2割ほど安いという。

日本の輸入は急増しており、東京税関によると、バサが99%以上を占める「冷凍ナマズ」の国内輸入量は、2017年1~11月が約5500トンと前年1年と比べても3割以上増えた。スーパーなどにバサの切り身を卸している、水産大手のマルハニチロは17年度中にバサを約1000トンと前年度より4割程度増やして輸入する見込みだ。

小売業界はバサの販売に力を入れる。流通大手のイオンは「パンガシウス」の名称で切り身4枚を300円程度で販売している。イオンの担当者は「バサなどは安定して調達できるメリットが大きい」と話す。

「冷凍ナマズ」輸入急増、スケトウダラ似の食感

バサ (Pangasius bocourti) は、ナマズ目パンガシウス科に属する淡水魚である。インドシナのメコン川やチャオプラヤ川の流域が原産である[2]。肉は美味で食用にされ、大規模養殖が行なわれている。重要な水産資源、かつ重要貿易品目である。

バサ (魚)

パンガシウス科(Pangasiidae)は、ナマズ目に属する科である。パキスタンからボルネオまでの南アジア一帯の、汽水から淡水域に生息する。この科は30強の種を含み、代表的な種には絶滅の危機に瀕している世界最大の淡水魚のひとつ、メコンオオナマズ Pangasianodon gigas がいる。

パンガシウス科

合わせてお読みください:イオングループの産地隠蔽に騙されない様に!

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