宙に浮かぶ緑の円すい形、よく見ると…。高知市北秦泉寺の雑木林で、工事現場や交通整理などに使われるパイロンを突き上げるように竹が成長し、「不思議な景色」「これは珍百景」と通行人らを驚かせている。
現場は、県道高知本山線のすぐ脇。毎日、前を通る地元の60代夫婦によると、約2週間前、ガードレール付近に“浮く”パイロンに気付いた。高さは日ごとに増し、「雨が降った翌日は1メートルくらい伸びて…」。
10メートルほどまで伸びた竹は、風が吹くと揺れるものの、パイロンは先端にしっかり引っかかり、落ちる気配はない。70代の近くの男性は「台風の前には取らないかんかもしれんが、なかなか面白い光景。しばらくはこのままで」と笑って見上げていた。
すごいことになってる pic.twitter.com/bI8vDpV7RR
— 化野 (@ihino_) 2020年5月21日